ジャパンノーザンライツ

2022.04.04

葛藤や想い

こんにちは!

JAPAN NORTHERN LIGHTSコーチの桒原潤です。

今回はコーチとして日々選手とコミュニケーションをとらせてもらう中で、

様々な葛藤や想いについてお話させて頂きたいと思います。

 

<トレーニング>

<生活面>

 

この2つについてお話していきますね!

 

 

 

<トレーニング>


 

雪上で選手とコミュニケーションをとらせてもらう中で我々コーチ陣が日々伝えている事が

全て伝わっているとは考えておりません。

 

実際に全体で説明している時や個別にアドバイスしている時に何回も同じ事を言われてしまい、

選手が頭で理解出来ていない事が多いです。

感覚を伝えて出来る選手、実際にやって見せて出来る選手

事細かく説明して出来る選手と様々なタイプの選手がいますが、

10人いたら10人同じということは無いと私は思っています。

 

そのような中で、選手たちは自分自身の頭で考えて実行しなければ、成長はありません。

特に考えず言われた事がパッと出来るような選手はごく稀なのです。

何を伝えたいかと言うと、どんなに才能があったとしても頭を使い、努力ができない人は成長できないということです。

 

JAPAN NORTHERN LIGHTSも指導している中でなるべく選手自身に思考してもらいながらやっておりますが、

自分で考えてすぐに返答できる選手もいれば、んーっと黙り込んでしまう選手もいるというのが現状です。

 

大切なのはコーチから言われた事をインプットしてやってみて、それをコーチもしくは選手同士で

どんどんアウトプットしていくことです。

それが例え間違った会話だとしてもいいんです。

アウトプットするのは難しいですが、覚えたことをすぐに伝えることが出来る選手が

成長速度が速いと私は思っております。

 

コーチが困るくらい、しつこく聞いたりしてもらいたいですね!

 

<生活面>


スポーツだけに限りませんが私は挨拶がとても大切だと思います。

実際に選手同士、コーチ、宿の方、スキー場の方、親御様に

 

『おはようございます』や『お願いします』

 

といったことを言うのはみんな出来る様になって欲しいと思います。

今シーズン選手と一緒に宿で約4ヶ月程生活をしていましたが、

まだまだ完璧に出来ている選手が少ないと感じました。

 

言われてできるようになることも大事ですが、

選手自ら進んでやることに意味があります。

 

スキーだけできればそれでいいのではありません。

それ以外のところでも努力することによって人間的にも成長していけますよね!

 

厳しく指導させてもらうことももちろんあります。

選手が『このコーチは何でここまで厳しくするんだ』『何でここまでしつこく言われるんだ』という時もあると思います。

ですが、我々コーチ陣は選手の為にどうしたら良いか日々模索し、コーチなりのアウトプットをさせてもらっています。

小さい事ですが何事もコツコツ素直に取り組んでいって欲しいです!

 

素直って本当に大切なことですよね。

<まとめ>


如何でしたでしょうか。

今回はコーチと選手が日々コミュニケーションをとるなかで出てくるさまざまな葛藤や想いについて書かせて頂きました。

 

4月は毎週末、その後はGWキャンプも開催します。

この時期にどれだけ滑走出来るかで来シーズン良い状態で入れるかが決まります。

皆様のご参加心よりお待ちしております。

 

 

次回は、齋藤コーチにバトンタッチして
記事を書いて頂きます。お楽しみに!

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JAPAN NORTHERN LIGHTS
Coach 桒原 潤