2022.04.27
パフォーマンス維持には水分が必要!
こんにちは!
JAPAN NORTHERN LIGHTSコーチの桒原潤です。
今回はパフォーマンス維持には水分が必要ついてお話させて頂きたいと思います。
・水分補給について
・どの程度飲めば良いのか
・何を飲めば良いのか
この3つについてお話していきます!
<水分補給について>
私は選手達にシーズンを通して言い続けていることがあります。
それは「常に水分補給をしなさい」ということです。
寒冷地でのスポーツにおいて水分補給は軽視されがちで、しっかりと行えてる選手もJNLでは少ないと思っています。
今シーズン指導してきた中で0に等しいくらい選手はトレーニング中に水分補給をしていませんでした。飲みながらトレーニングをしていたとしてもジュース類が多く見受けられた気がします。
私たちは1日に約2.5リットルもの水分を普段の生活でを失っています。
汗という形だけではなく皮膚や粘膜、呼気からも水分は失われています。
『喉が渇かないからいいや』
ではなく、喉が渇く前に飲まなければパフォーマンスは確実に落ちてしまします。
そもそも水分は胃や腸で吸収されると、血液の一部となり全身を巡ります。
血中の水分量が不足すると、血液はドロドロの状態になり血流が悪くなってしまいますよね。
そうなると細胞への水分供給が不足する為、細胞自体が脱水状態となりうまく働かなくなります。
その結果、様々な不調「疲労感」「集中力の低下」「パフォーマンスの低下」を感じるようになってしまうのです。
標高が高い所でのトレーニングともなればより水分補給をしていかなければ体への負担も大きくなっていきます。
知っていても実際に行うのはとても大変ですが、チャレンジしていきましょう!
<どの程度飲めばいいか>
水分補給のペースは、トレーニング開始から少しずつ飲むようにしましょう!
トレーニング中や大会、休憩のタイミング等、置かれた状況の中でこまめに水分補給することが最も重要です。
やたら滅多に飲めばいい訳ではなく200ml〜1000mlを目安に
とにかく「こまめに」飲むと良いと思います。
トレーニング中だけでなく、トレーニング前にも水分を摂る事が大切です!
また、トレーニング後もおよそ4~6時間は汗や尿として水分を失うため
トレーニング中に失った水分の150%ほどを目安に補給すると良いと言われています。
(例、水分が1000ml失われたら1500ml摂る)
<何を飲んだら良いのか>
飲料は、冷たく(15℃以下)、口当たりが良く、塩分を含むものが身体に吸収されやすいです。
特に、多量の水分を失い、素早く水分を補給する必要がある場合は塩分を含んだ水分を摂るのが良いです。
市販のスポーツドリンクには塩分が含まれており、準備がしやすく、さらにエネルギー源となる糖分も含まれているのでオススメです。もしポカリスウェットとのように味が濃い物などは1:1(水1:ポカリスウェット1)で割ると喉が渇きにくくなります。
ジュースのような飲料は糖分が多すぎるためもちろんNGです!
また、筋力トレーニングをする際には、炭水化物を摂りながらトレーニングをするとより良いトレーニングが出来ます。
<まとめ>
如何でしたでしょうか。
今回はパフォーマンス維持には水分が必要ということについて書かせて頂きました。
トレーニングに対してちょっとした工夫を施すことで、パフォーマンスが劇的にアップすることもあります!
ぜひ試してみてください。
さて、
いよいよ雪上トレーニングも残り僅かです。
GWキャンプもまだまだ募集中です!
皆様のご参加心よりお待ちしております。
次回は、齋藤コーチにバトンタッチして
記事を書いて頂きます。お楽しみに!
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JAPAN NORTHERN LIGHTS
Coach 桒原 潤